4.24.2015

アンティークの模倣やレプリカ楽器

 アメリカ発のブームでとにかくレプリカ楽器が流行っているようです。

新作として生み出した後、オールド仕上げにしたグァルネリパターン
下地の処理や雰囲気づくりは勉強中。


 世界の一流の職人さん達がこぞってそのオールド仕上げに没頭しているようでその技術を競うようになっています。

 下地の色味、ニスの割れ、透過性、表面のレンダリングなど見た目は本当にストラディヴァリと見分けのつかないところまできています。

 そして音さえも・・・

ミュージシャンの方がよくいわれる、赤いてかてかの楽器でステージに立つのは恥ずかしい。。。他の団員とつれあいがとれないと浮いてしまう。。
 なるほど!オールド仕上げが必要なのにも納得します。

 ところが、ヴァイオリン、チェロプレーヤーで近年目立った活動をしている方々、、よく見ると新作、オールド、レプリカなどに全くこだわっていない。。
 
青いヴァイオリンのソリスト。白と黒のチェロ。どこかでみたはずです。

 ここにジレンマがあるようなきがします。

 クラッシックですから、楽器もクラッシックであるのもいいのかもしれませんが・・
少しずつでいいので新しいものを受け入れないと進めない時期にきているような気がします。。。

 90年代、小生はレコード屋さんに足を運びましたが、クラッシックのコーナーはみるみる小さくなっていきました。。古典は模倣すべき偉大な存在ですが、小幅の前進も必要な気がします。さもないと、オイストラフ3枚1000円。カザルス、ダウンロード無料の時代にどん詰まりです。

 ”温故知新”は小生のモットーとするところですが、”知新”の方がおろそかになりがちな自身でもありますから、クリエイティヴを忘れないようにしたいものです。